8月1日(亡父の誕生日)

午前5時起床
朝刊は,都知事選の結果,故九重親方(元横綱千代の富士)の業績を称える記事など。

今日は,亡父の誕生日(明治32年8月1日生)。
 神田の蕎麦屋の一人息子として育ち,若い頃は,連日歌舞伎座に出入りして,大向こうから声を掛けたり,黒衣まで務めるようになったという歌舞伎ざんまいの暮らしをしていたそう。
 両親が亡くなってからは,貧乏暮らしとなったが,口八丁手八丁の明るい性格で,いろいろな手仕事をこなしてきたよう。
 俳句が得意で,晩年は,高齢者の会で行われる句会では,いつも上位の成績をおさめていたよう。

 亡母と結婚したのは,40近くなってからのよう。
 5年くらいして私が生まれ,その後4年ごとに男の子も2人。

 下の弟がまだ2歳の時,亡母が他界。
 子供がいない親戚から下の弟を養子にという話があったそうだが,それを断り,小さな工場を転々とする貧しい暮らしの中で,男手一つで,一生懸命3人の子を育ててくれた。

 87歳で亡くなり,根岸三丁目の永称寺のお墓へ。
その後,お墓の区画整理が実施された際,私が,実家のお墓に近い新区画の永代使用権を取得して「遠藤家」の墓を建立し,亡夫他界の際には,その遺骨は,その新しい墓へ。
 お墓参りは,いつも実家と遠藤家の二つの墓へ。二人の弟とその妻子も同じようにお参りしてくれる。

 今日は,ずっと家で起案などの予定。