4月1日(信窓会代議員選任等報告書の提出,損保側弁護士作成の法学研究報告書,大学編入学のお祝い)

 午前6時半起床。
 昨晩遅く信窓会の幹事長から届いたメールに,代議員選任等の報告書が未提出の支部があるので,至急提出をという記載。会長名で贈られてきていた文書に提出期限は31日と書かれていたので,私も早く提出しなければと気になっていた。
 先日21日の東京支部役員会で本部からの通知書に記載されていた6名を選んだが,そのうちお一人の住所と電話番号が不明。今朝ご本人にメールで照会。間もなく,お返事いただけたので,報告書に記入。

 事業報告などの欄も埋めて(昨年実施された行事の日時と参加人数は,このブログの該当日の部分に記載されていたので,それから記入),9時頃,会長と本部幹事長宛にメールとファックスで報告。

 昨晩のうちに準備しておいた依頼者用の上告等理由書の写しが入ったレターパックは,朝一番の集荷に間に合うよう,午前8時前に郵便ポストに投函。

 帰宅後,昨晩寝る前に見つけた,損保側弁護士の脳脊髄液減少症訴訟の判決についての法学研究報告書(千葉大学)を印刷。
 この弁護士は,昨年8月発行の「脳脊髄液減少症の理論と実務」(民亊法務協会,4300円)の吉本医師との共著者。
 書いてあることは,吉本医師の意見書や相手方代理人準備書面と同旨のことばかりで,篠永医師とその仲間の医師の考え方や診断結果に対する批判と患者側敗訴の判決が続くのは当然で,昨年の7月に言い渡された東京高裁の判決は当然の判断というようなことがとくとくと記載されているが,これはおそらく東京高裁の判決で一審勝訴の判決を取り消された患者側から上告提起と上告受理の申立てがされたので,最高裁の調査官と裁判官達に三行半の決定を書いてもらおうとする目的で,急遽執筆され,おそらく,最高裁の担当調査官や担当小法廷の裁判官の皆さんにも参考文献として配布されているのではないかと推測される。
 上記共著の本は,これも全国の裁判所に配布されて,裁判官室に裁判官の執務用として置かれているのではないかと推測され,霞ヶ関の裁判所の地下の書籍店及び弁護士会館地下の書籍店には,いつ見てもこの本が書架に置かれているが,篠永医師の「脳脊髄液減少症を知っていますか」(西村書店,1300円)が置かれているのを見たことは一度もない。
 こんな状態では,脳脊髄液減少症訴訟で患者側敗訴の判決が続くようになってしまったのは,無理もないことなのかも知れないが,とんでもない話である。
 今日は,4月1日。脳脊髄液減少症の治療法であるブラッドパッチが本日から健康保険の対象となる。
 これを機会に,裁判官の皆さんも,いつまでも損保側の吉本医師の意見どおりの右へ倣えの患者虐めの判決でなく,きちんと自分の頭で考えた公正な判断ができるようになって欲しいと考えながら,昨日,上告等の理由書を東京高等裁判所に提出したが,もうひと頑張りして,上記法学研究に負けない裁判例の検討結果の書面を作成して,上告等の理由補充書に添付する必要があるのではないかと考えているところ。
 昨日の夕刊には,「隔離法廷 最高裁謝罪へ」という記事が第一面のトップに掲載されていたが,やがて「脳脊髄液減少症患者に 最高裁謝罪へ」という記事が掲載されるようになる日の来ることを祈りつつ,これからも,患者側の弁護士として,一生懸命やっていきたい。
 今朝依頼者から届いていたメールに「ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」という嬉しい言葉。
 ご依頼者の皆さん,共に頑張りましょう!

4月3日は,甥が3年から編入できることになった大学の入学式。
お祝いをしなければと考えて,弟宅に電話。
義妹が出たので,ご都合が良ければお祝いに伺わせていただきたいと言ったら,「二度目なので,そんなことしていただかなくて結構です。就職が決まったらお願いします。」と言われてしまった。
 私立なので,入学金と授業料などで随分出費したよう。
 今の親はいつまでも大変。

(追記)
 昨日お電話いただいた元依頼者の方から,お昼過ぎに電話。
 まず,ご自身で現地の様子を確認して来てから,相談に見える予定に。

 依頼者からレントゲンフィルムなどのコピー料金を私の銀行口座に振り込んでいただいたというご連絡をいただいたので,その確認をさせていただいた後,業者への送金。

 その後,業者にコピーしてもらった既にデータ化されていたCD−Rのコピー6枚の複製のしかたについての検討。
 ライティングディスクのソフトをインストールすれば,簡単にコピーできるという説明を読んで,早速その方法で作業を開始。
 7時半ころまでかかって,5枚のCD−Rを各3枚ずつコピーすることに成功したが,容量の多い○○病院のDVDはアウトに。しかたがないので,ビックカメラに持って行って,コピーしてもらうことにしたい。
  それが済んだら,1式7枚のディスクを依頼者に送って,まず中身を見ていただく予定。
 書面の提出期限は,5月9日(月)。それまでにまた大仕事(画像の枚数は合計数千枚)。

 画像ディスクのコピー作業の合間に,メールの確認をしたら,明日打合せに伺う予定の依頼者からの
メールが届いていた。
 約束は午後1時だったが,昼食の準備をしてくださるとのことなので,お言葉に甘えて,正午に伺わせていただくことに。弟さんもお見えになるので,打合せが済んでから,ご一緒にお花見もできそう。
 良いお天気になるといいのですが・・・。