3月6日(口頭弁論期日)

今日は<午前11時から、第一回口頭弁論期日の後受任した債務不存在確認請求訴訟(当方は被告)の第二回口頭弁論期日。
 10時45分頃、法廷の前に到着。
 11時は、1件だけ。
 既に法廷には書記官がおられて、出頭カードの記入を済ませたら、「どうぞご着席を」と言われて、被告代理人の席へ。
 10時5分前に原告代理人が到着。
 11時少し前に裁判官がご入廷。
 その直後に、「先生」という声。
 依頼者だった。
 「こちらに座ってください」と言って、私の隣に着席してもらったところで、審理開始。
 裁判官「原告は、甲1号証から4号証まで提出されますね。」
 原告代理人「ハイ」
 私「原告からは甲5号証の写しも提出されていますが・・・」
 裁判官「アッ、そうですね。まだ記録に綴られていない5号証がありました。それも提出ですね。」
 原告代理人「ハイ」
 裁判官「被告は、準備書面を陳述されますね。」
 私「ハイ」
 裁判官「この先はどうされるよていですか。」
 私「当方は、反訴提起の予定なのですが、その前にカルテの内容を検討したく、原告側で既に病院からカルテの写しを入手しておられるようでしたら、まず「その写しを提出していたqpきたいのですが・・・」
 裁判官「甲号証の診療費の明細書で通院日数と診療を受けた事実は明らかなので、カルテの検討までは必要ないでしょう。」
 私「この訴訟では、原告側から、負傷の事実はまったくないという、まるで、被告が事故を装って損害賠償金を詐取しようとしたとでも言うような酷い主張がされているので、代理人として、慎重を期す意味からも、カルテの内容をきちんと検討してから反訴請求の内容をどのようにするかのkzつ論を出したいとにしたいと考えているもので、カルテの内容の検討もせずに、本人の説明を聞いただけで、反訴状を作成というわけには行かないものなのです。」
 原告代理人「当方もカルテの送付嘱託の申立てはしたいと考えているので、被告に側に診療を受けた医療機関の特定をしてもらえれば、文書送付嘱託の申立てをすることにしたい。」
 裁判官「それでは、被告代理人は、○月○日までに医療機関の名称と、通院期間を記載した書面を提出するように」
などというやりとり。

 期日が済んでから、弁護士会館の面談室で、依頼者との打合せ。
 パソコンが壊れてしまい、新しいパソコンでの仕事ができるようになるまで大変な思いをしたという話をしたら、自分に連絡してくれたら、すぐに駆けつけて、すばやく対応できたのにと言われた。
 そのお言葉で、この方は、コンピュータについてはプロ級というお話を前に伺ったことを思い出した。

 夜は、西新橋で6時半から会議。