2月9日(口頭弁論終結,支部報の戻りが今日も32通)

午前5時50分起床
朝刊を読んでから,メールの確認

まず,本日裁判所に持参する書類の準備。
いつも使っている布袋には訴訟記録,業務日誌,職印入れしか入らず,もう一つのビニール製の袋の中に,依頼者に本日渡す予定の被告○○から郵送されて来た準備書面と書証一式を入れた。
 雨が降っているようなので,両手にいくつも重い袋をぶら下げて歩くのは大変と考え,結局,訴訟記録などの二つの袋は,キャスター付きのトランクの中へ。

昨晩遅く依頼者宛に送信したメールは,まだご覧頂いていないのか,返信なし。8時半に出かけるので,その後はメールの確認ができないということと,裁判所の荷物検査の隣でお待ちしている旨記載したメールを依頼者お二人に送信した後,8時半に家を出て,裁判所へ。

 9時5分頃到着して,荷物検査の器械の隣の椅子へ。
 9時50分頃,依頼者お二人が到着。
 どちらも,昨晩と今朝の私からのメールは,見ておられなかったそう。
 地下一階のテーブルと椅子だけが置かれている部屋で温かい紅茶を飲みながら暫し待機。

 10時10分頃,○○○法廷の前へ。

 10時25分頃,ドアが開いて,法廷の中へ。

 出頭カードに印を付けてから,原告席に依頼者お二人と並んで着席。
 被告側は,被告4名のうち2名欠席のようで,個人の被告1名と国の指定代理人2名が着席。

 裁判官が入廷されて,審理開始。
 まず,被告国の準備書面陳述
 次に当方の準備書面陳述ということになったが,本日欠席の被告のうちの1名からの受領書が裁判所に届いていないということで,書記官からその被告に電話して,すぐに受領書をFAX送信するようにと連絡。
 間もなく受領書が書記官室から法廷に届けられて,当方の準備書面の陳述。
 その後,当方から書証6通の提出。
 次いで,被告国から書証3通の提出。
ここで,裁判官から,被告個人から提出されていた準備書面と大量の書証の写しについて,こういうものを提出されると前の訴訟のやり直しのようなことになってしまうので,提出せずに済ませてはどうかというような趣旨のことを言われたが,応じてもらえそうもないことから,当方に対してこれらの書面に対して反論するつもりかとの趣旨に受け取れるお尋ねがあったので,最後に必要と考えられる点についてだけ反論することにし,現時点での反論までは考えていない旨申し上げたら,「それでは被告○○の準備書面陳述,書証全部提出」という扱いに。
 当方は,更に第二,第三の準備書面と空中写真を書証として提出する予定なので,続行していただきたいということを申し上げたが,裁判官は,「書面が提出されれば読むので」との趣旨のことを言われて,結審に。判決言渡期日は3月16日。

 期日終了後,弁護士会館で依頼者お二人との打合せ。

 依頼者とお別れしてから,日比谷線の改札口の傍の喫茶店で,ミラノサンドとコーヒーをいただいてから,午後1時に帰宅。

(追記)17:54
  郵便受けを覗きに行ったら,今日も大量の支部報の戻り。
自宅に戻って,数えてみたら,32通。一昨日からの累計は89通(そのうち2通は,転居先が判明,再送済み)。