12月8日(亡夫の命日,早朝のお歳暮はお粥,和解成立)

 今日は,亡夫の命日。昨日送っていただいた真っ白い花ばかりの立派な生花の花束を,厳重に納められた段ポールの箱から出して,仏壇の前に供えた。

 8時頃,来週の火曜日の事件の依頼者から電話。
 宛先不明で戻って来て,先週の半ばに出し直した郵便がようやく昨日届いたそう。
 「先生,いつまでに送ったらいいのでしょうか。」という質問。
 次回期日前に書証の写しを提出しておかなければならないその書証の原本と簡単な陳述書の作成・送付をお願いしていたもの。
 「裁判所には明日提出すると約束したのですが,陳述書の作成に時間が必要でしょうから,取りあえず書証だけ速達で送ってください。陳述書は出来てからで結構です」と回答。
 お仕事がとてもお忙しくて,平日裁判所に来るのは到底無理,電話は掛けないで欲しい,メールもFAXもなしという遠方にお住まいの方なので,経過の報告も連絡もすべて郵便でしかできず,とても大変。
 なんとか期日の前に陳述書も含めて,書証の写しの提出を済ませられるとよいのだが・・・。

 裁判所に出掛ける支度をしていたら,8時半頃,クロネコのお兄さんからのインターフォン
 5分ほどして,配達。
 依頼者の○○さんからのお歳暮。開けてみたら,金属製の缶の中に,ご飯の袋と最中の皮の中にいろいろなフリーズドライの具が入った各種お粥のセットが沢山。
 すぐお礼の電話(お留守のようだったので,メッセージを録音させていただいた。)。
 ○○さんは,先ほどのお電話の方の紹介者。
 ○○さんのお宅に打合せで伺った際,説明のため見えていた方。
 私が弁護士と知って,「実は相談したいことが」と言われて,受任することになったもの。
 その当時は,依頼者との連絡にこれほど苦労することになるとは全く考えてもいなかった。

 9時に家を出て,東京地裁へ。

 10時から第三回口頭弁論期日。
 被告は欠席。
 書面による和解案の受諾の方法で,和解成立。
 和解条項の内容は,当方提出の和解条項案のとおりに(前回,裁判官から,被告側から提出された和解条項案と少し違う箇所があるので,果たして,すぐ受諾してもらえるかというお話があったが,当方の案のとおりの内容で和解案の提示をしていただくようお願いした。)。

 裁判所からの帰りに,ビックカメラに寄って,A4のコピー用紙500枚入り5袋(2500枚)を購入し,明日の午前中の配達を依頼(送料無料)。