7月20日(CDRの送付、ジュースの贈り物)

 今朝は、朝食の後、17日に最終準備書面を提出した事件の当方提出の全書面のファイルをCDRにコピーして、それを裁判所に送る作業。
 恐らく、相手方の代理人も担当書記官からの連絡を受けて、同じ作業を済まされたことでしょう。
 何のためかといえば、判決起案に際しての当事者の主張部分は、当事者の代理人から送ってもらった各文書のファイルを活用して能率的にという考えによるもの。

 初めから全部自分の指で入力するよりは、ずっと楽なはず。

 私が裁判官だった冬至は、判決や審判書の起案は、すべて自宅で、平日の夜間と休日に行い(裁判所にいる間は、専ら各期日の立会いと期日の準備のための記録読みなど)、そのため通勤の往復は、重い記録を入れた風呂敷包みを抱えていたものでしたが、近年、裁判官の自宅への記録の持ち帰りは禁止されているとのこと。
 今日から夏休みと伺った担当裁判官は、判決の起案は、夏期休暇中に、裁判所に出てこられて、起案をされ、休み明け後の21日に判決言渡しというご予定で、他の事件の判決起案もおありで症から、本当にお休みを取られる日数は余りないのではないかと推測しております(ご苦労様です。)。

 午後3時頃、ジュースの贈り物が届いた。
 早く手続きをしなければと気にしていた事件の依頼者から。
 なんとか頑張って、済ませてしまわなければ。

 夜、メールの確認をしたら、先日、相手方からの書面のPDFを送付した依頼者から、反論の書面が添付されたメールが届いていた。
 皆さん、一生懸命。