1月15日(新橋演舞場で,市川右團次さんと市川右近さんの襲名披露壽新春大歌舞伎の昼の部と夜の部を鑑賞,一つ置いて隣の席に松戸でご一緒だった元裁判官)

 午前6時起床
 朝刊を読んでから,メールの確認
 昨日の東京支部の役員会で決まった支部報の編集,印刷,発送方法については,欠席された役員さんにも早くお知らせしておく必要があると考え,その概略を記載したメールを支部役員のメーリングリストで送信。

 8時半頃,家を出て,築地三丁目でバスを降りて,まず,銀行へ。
その後,喫茶店で,ホットサンドとコーヒーのモーニングサービスをいただいてから,築地のローソンへ。
 ペットボトルの緑茶(100円)を3本,のど飴1袋(270円)と祝儀袋(270円)を購入。
 祝儀袋にお祝い金を入れて,自宅から持ってきた筆ペンで氏名と住所等を記入。
 演舞場の脇の演舞場のお弁当売場が間もなく開店のようだったので,行列の後に並んで少し待っていたら,お弁当が届いて,販売が開始され,襲名披露弁当(1箱1800円)を3箱購入。
 間もなく,顧問会社の社長さんとご親戚の方が見えて,10時半に入場。

 右團次さんの事務所のデスクに夜の部のチケットを受け取りに行ったら,右團次さんの奥様が和服姿で立っておられ,まずご挨拶。「些少ですが」とご祝儀をお渡ししたら,ご丁寧に,右近ちゃんの飴2袋と記念品を下さったので,飴は社長さんとご親戚の方へ(初お目見えの際,いただいた飴と同じもの)。
 受け取った夜の部のチケットは,正面2列目の19番という素晴らしい席。

 2階正面1列目11番の席に着いて間もなく,ひとつ置いて左隣の9番の席に,見たような顔の方。
 あちらから,「遠藤さん」と声をかけられ,ビックリ。
 松戸支部で4年間ご一緒だった元上席の裁判官。
 ご一緒だった当時は,ほっそりとされたお顔の方だったが,ふっくらとされてとても元気そう。「遠藤さんもお元気そうね。」と言われた。
 ずっとお母様の介護で大変というお話を伺っていたが,そのお母様は,2年ほど前に他界されて,今は,お1人でのんびり暮らしておいでのよう。
「何かお仕事なさっておいでですか」とお尋ねしたら,「(弁護士)登録しても余り仕事がないようなので,仕事は何もしていません」というお話。

 昼の部は,見ていて,とても楽しい見ごたえのある舞台だった。
 右團次さんはもとより,右近ちゃんの達者な演技には皆感心。
 舞台の向かって左側に消えた松若丸姿の右近ちゃんが,あっという間に舞台の向かって右側から,梅若丸の姿で登場した時は,誰もがビックリ仰天。何という早業。
 右團次さん,右近ちゃん,猿之助さんの三人揃っての宙乗りでは,私の席のすぐ目の前まで来て,上の方へ。

 午後3時に終演。元裁判官さんとお別れしてから,社長さんとご親戚の方と一緒に,演舞場の前の喫茶店で,ケーキとコーヒーをいただきながら,30分ほどお話。
 お二人とも,「感激した」「とても良かった」「右近ちゃんの夢を見そう」などという言葉の連発。

 3時半にお二人とお別れしてから,喫茶店のお隣のお弁当屋さんで,夕食用のお弁当(散らし寿司,860円)を購入してから,演舞場の前へ。
 4時に入場。
 右團次さんの奥様にお目にかかったので,「昼の部とても良かったです。一緒だったお二人もとても喜んでいました。良いお席をありがとうございました。右近ちゃんお上手でびっくりしました。」などと申し上げたら,「一生懸命お稽古したんです。」とおっしゃっておられた。
 夜の部の席は。舞台のほぼ中央の前から2列目の席。
 すぐ目の前で演じる役者の表情,息遣いまで良くわかる。

 二幕目は,襲名披露の口上。
 右近ちゃんも,可愛らしい張りのある声で,立派なご挨拶。

 夜の部の演目は各幕ごとに別々のもの。
 どれも,各役者さんのみならず,音曲も,熱のこもったすばらしい演技ばかり。

 連日,朝から晩まで,熱演の右團次さん,さぞお疲れのことでしょう。
 今日は中日(なかび),あと半分,右団次さん,右近ちゃん,そして,奥様も,どうぞご健康に注意されて,お元気で,千秋楽まで頑張っていただきたいと心から願っております。