9月20日(第一回口頭弁論期日)

午前9時に家を出て,銀座四丁目で日比谷線に乗り換え,裁判所へ。
ロビーで待っていたら,間もなく依頼者と弟さんが見えて,一緒に8階の法廷の奥の待合室へ。
 10時20分に法廷のドアが開いて,法廷へ。
 出頭カードの該当部分に○を付けて,依頼者と一緒に原告席へ。
 被告側は,指定代理人8名(東京法務局2名,関東信越厚生局6名)が着席。
 10時半に裁判官3人がご入廷。
 訴状,訴状の誤記の訂正申立書,答弁書の各陳述。
 次回は,被告からの準備書面の提出。
 「いつまでに提出できますか」との裁判長からの質問に対して,主任の訟務検事さんから「12月1日にしていただきたい」というお答え。「もう少し早くなりませんか」と言われ,結局,提出期限は11月29日ということになり,次回期日が12月6日(火)午前10時40分に指定された。

 その後,私たちは,弁護士会館の面談室で打合せ。
 依頼者から,「被告からの準備書面の提出,随分先になりましたね。10月中に提出されるのではないかと思っていました。」と言われたので,「訟務は,行政庁の担当者に原案を作成してもらってから,打合せの席でその説明を受け,更に必要な点があれば,再調査を求めるなどの方法で,行政庁との間の必要な調整を済ませてから,主任の検事が準備書面の起案をして,上司の決裁を受けた後,準備書面の印刷製本,押印をして,提出という順序になるので,書面を提出できるようになるまで,相当な期間を必要とするので,しかたがないのですという説明をしてから,必要な事項について打合せ。

 打合せの後,地下のレストランで一緒に昼食。地下鉄の入口でお二人とお別れ。

(追記)
帰宅してから,雨が強くならないうちにと,見守り記録の提出準備を整えて,月島区民センターのおとしより相談室へ。
 ご担当の方に書類をお渡しし,多少の説明も。
 いつも丁寧に読んでくださっているよう。

 帰りのバスから降りた途端,ハンドバッグの中で,微かに携帯電話の呼出し音。
 傘をさしてから,右手をハンドバッグの中に入れて,携帯電話をさがしたが,下の方に隠れてしまっているようで,取り出せず,そのうち呼出音が聞こえなくなった。
 自宅の玄関に入ってから,携帯電話を取り出して,受信記録のトップに返信したら,「黒船亭です」という声。
 昨日,メールで,24日の弟一家との墓参りの後の昼食会の予約の手続きをしたので,その確認の電話だった(メールによる予約のフォームの中の電話番号の欄は,携帯電話だけしか記入できないようになっていたので,やむをえず,連絡先の電話番号として携帯電話(専らこちらからの発信用にだけ使用しているもの)の番号を記入しておいたもの。

 12時半からという時間の指定をしていたが,1時からにして欲しいとのことで,それでOKということに(お寺の集合時刻を11時から11時半にずらせばよいだけのこと。)。混んでいて,席待ちのお客が多い場合は,2時半までということにさせていただくかもしれませんというお話も。