9月5日(相続手続きの進捗状況についての證券会社への照会と回答)

午前6時半起床
朝刊を読んでから,メールの確認。返信を必要とするものはなし。

朝食後,7月17日に必要書類全部を持参して相続の手続きを依頼した○○證券松戸支店からも,本店からも,未だに何の連絡もなく,依頼者も心配しておられるようなので,同證券のホームページの照会メールのフォームを利用して,照会のメールを送信。

 以前,別の依頼者の件では,遺産分割の調停成立後,必要書類全部を持参して相続の手続きを依頼した□□證券千葉支店では,その場で即日処理してくれて,被相続人の口座から依頼者の口座への株式全部の移動が30分もかからず,完了した。

 今回も,亡くなった夫の口座から妻の口座への移動をお願いしたもの。
 もしかしたら,税理士事務所の担当者に作成してもらったという遺産分割協議書の中での株式の表示のしかたが分かりにくい(その部分を見ただけでは,○○證券松戸支店の口座の株式なのかどうかの特定が困難,同支店発行の残高証明書の記載とは完全に一致)ということで,本店の担当者が処理できずにいるのかも(支店のファイナンスプランナーは,私からの説明に十分納得されて,書類を受理して,本店に送ったはずなのだが・・・)。

本日の予定は,上記照会に対する回答を待ちながら,複数の書面の起案と明日の依頼者との打合せの準備。

(追記)
午前中に○○證券から電話があったので,照会に対する回答かと思ったが,本店営業部からの債券の取引はいかがでしょうかという内容。
 午後1時過ぎには□□證券から国債はいかがでしょうかという電話。

 午後3時45分頃,○○證券松戸支店からの電話。
相続の手続きは,既に8月9日に完了し,依頼者宛にその連絡と相続手続き後の依頼者の口座の残高報告書を郵送済みとのこと。
 依頼者のお嬢様宛に,上記回答の内容と確認のお願いを記載したメールを送信。
 平成18年1月に相続が開始し,遺産分割協議は同年10月。
 それから間もなくお嬢様がお母様と一緒に○○證券松戸支店に行って相続の手続きをとお願いしたが,駄目と言われてしまい,10年もの間どうしたものかと困っていた(相続人全員の署名押印という手続きは困難)のだそう。
 今年の6月末にそのお話を伺って,遺産分割協議書などの書類をお預りし,何が原因で駄目と言われたのか検討した結果,おそらく税理士事務所の事務担当者に作成してもらったという協議書の記載のしかたに問題があったのではないかと考えて,その記載内容は,相続開始の時点で,同店から発行してもらった被相続人の口座の残高証明書の記載と全く同じで,被相続人の○○證券松戸支店の口座の全株式と投資信託に間違いないという説明をする方法で,相談窓口の担当者(ファイナンシャルプランナー)の納得を得て,手続きの依頼をすることができたもの。
 ようやく手続きが完了して,被相続人のご主人も,あの世で,ほっとしておいでのことでしょう。