1月18日(武本夕香子先生の「若手弁護士残酷物語」,知人の弁護士登録の抹消,準備書面の起案)

本日の「ボ2ネタ」で,武本夕香子先生の「若手弁護士残酷物語」というご論稿が紹介されていた。
  http://www.veritas-law.jp/newsdetail.cgi?code=20151225120916
本当にそのとおりのよう。
先日,午後零時15分頃,霞ヶ関のホームで電車を降りて,弁護士会館に向かう途中,ホームのベンチでコッペパンを食べていた40代かなと思われる男性弁護士を見かけた。ジュースや牛乳は見当たらなかった。
 私が平成17年3月末で裁判官を退職して,4月15日に弁護士登録をして,間もなく「裁判員制度はいらない!大運動」の会合に出席させていただいて間もなく,この運動の世話人をされていた弁護士さんから伺ったお話によると,この運動にも参加しておられる弁護士さん達の会には全国の大勢の弁護士が会員ないし賛同者として登録されていて,その多くの方々から会費やカンパ金が送られて来ているということだったのですが,その後,弁護士の貧困化が進む中で,会費やカンパ金を送ってくださる弁護士が少なくなってきたという話を聞くことが多くなり,最近は,資金不足が生じると,やむを得ず事務局メンバーによる特別会費とかカンパ金の支払いなどという方法での応急対策ということが行われるようになってしまい,私のような年金生活者にとっては,その都度何万円もの特別会費の支払いをせざるを得なくなるのは,本当に大変なことなのですが,他の先生方も苦しい中で頑張っておられるのだからと考えながら,年金収入の中からなんとかやりくりして,特別会費とかカンパ金の支払資金の捻出をして,頑張っています。

 昨日届いた「自由と正義」に,裁判官としての最初の勤務先の所長だった方の請求による弁護士登録抹消の記載がされていた。
 ご高齢なので,お仕事はもう無理ということになられたのだろうか。ご病気でなければよいのだが・・・。

 もうお一人の登録抹消の記載は,亡夫と同期の方。こちらは,法17条3号によるもの。
 真法会の答案練習会の会場で,亡夫(当時は,親切に勉強のしかたなどいろいろ教えてくださる知人)から紹介されてご挨拶した時のことが思い出される。
 最高裁の書記官から司法試験に合格され司法修習生とのことで,すばらしい方がおられるものだと感心したことを覚えている。
 その後,昨年の夏に郵送した信窓会の会報が返戻されてきたが,転居先についてご存知の方はいませんかというメールが担当役員から届いて,この方も信窓会の会員ということを知り,拘置所に入所中なので,再送付の必要はないのではないでしょうかという返信をしたことがあった。


 (追記)
 午後2時10分に家を出て,弁護士会館へ。
 家のドアを開けたら,新聞受けに綺麗な袋。
 中にお隣の奥様からの手紙とピンクの毛糸で編んだテーブルセンターのような形のお茶碗洗い。
 インターフォンを押してお礼を申し上げようかとも考えたが,慌てて出て来られて,転んだりしてもいけないと考えて,お礼は帰宅してからにすることに。

 所々に雪が積もっていた。

 バスを待つ間,ポケットに入れてなかった左手が冷たくなった。

 寒いので,銀座四丁目から日比谷線に乗り換えて,霞ヶ関へ。

 3時から民事訴訟問題等特別委員会。
 年齢引下げの当否についての意見書案の検討の際,甥のことを考えながら,今の18歳はまだ子供と,反対意見を述べたが,採決の結果は,賛成多数。
 5時に閉会。

 地下一階の大平食堂に寄って,夕食をいただいてから西新橋の選挙事務所に行くことに。
 お店には先客は誰もおらず,私一人だけ。
 鰻丼を注文。

 5分ほどして若い弁護士が3人入店。
 奥さんが「お酒かビールになさいますか」と聞いたら,「飲みません。定食お願いします」という答え。
 奥さんが,「定食は,鰻丼,海鮮丼,親子丼です」と言ったら,「親子丼2つとコーヒー1つ」という注文に。

 今日の鰻丼もおいしかった。味噌汁とお茶も。
 奥さんから,「ありがとうございました。気をつけてお帰りください」と言われて,お店を出た。

 寒い中,歩いて,選挙事務所へ。

 6時から7時15分まで選対会議。

 8時5分頃帰宅。

 郵便受けに,私が山一證券の企画室管理会計課に勤務していた当時企画室の次長をされていて,その後,私が新任明けで,名古屋法務局の訟務部付検事として名古屋に転勤した翌日,管理会計課でご一緒だった○○さんが法務局に見えて,◎◎さんからのお祝いですとおっしゃって,万年筆を届けてくださった当時取締役名古屋本部長をされていた◎◎さんからの寒中見舞いの葉書。昨年は2回ご不幸があったのだそう。

 今晩は,明日提出予定の準備書面の起案の続き。
 昨晩は良く眠ったので,今晩は,完成するまで頑張ることに。