3月12日(気仙沼の弟の誕生日,所得税確定申告書の作成と印刷,依頼者との打合せ)

午前6時半起床
朝刊を読んでから,メールの確認
今日は,気仙沼の弟の誕生日
地震の時は,市役所で会議中だったそう。急ぎ勤務先のホテルに戻ってからは,家族との連絡もとれなくなり,その晩,自宅の裏山から気仙沼市内の火災の様子を眺めた妻と長男は,「お父さん,誕生日の前の日が命日になってしまったね」と涙を流したそう。
 その弟が自宅に戻れたのは数日後,ホテルの屋上からようやく携帯電話が掛けられたと言って,私の銀座の事務所に電話して来てくれたのが,2週間位後。私が新宿から仙台行きの夜行バスと翌日の夕方出発の仙台から気仙沼行きのバスに乗って,気仙沼の総合体育館まで行って,迎えに来てくれた弟に会うことができ,更に自宅まで行って,弟の妻子にも会えて,ろうそくと私が,体育館から弟の自宅までのかなりの距離,暗い夜道を歩くことになると考えて,持参して来た震災の日にビックカメラで買ったカメラ用のライトの明かりの下で,お腹を空かせて泣いているのだというご近所の牛の声を聞きながら,夜中まで4人でいろいろと語り合ったのは,3月の末。
 その後,弟は,ホテルの相談役や気仙沼市の観光コンベンション協会での仕事をしているよう。
 昨年の暮れに下の弟一家と一緒に気仙沼に行ったら,翌朝,一番先に震災の記念館に連れて行ってくれた。入口から入ってすぐの場所に弟の大きな写真。その脇のヘッドホンで,震災の時の様子を説明する弟の声を聞くことができた。
https://www.youtube.com/watch?v=tFJzr-6z1Yc
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index6.cgi?ac1=T612&ac2=&ac3=6808&Page=hpd6_view
 
 今朝は,朝食の後,青色決算書と確定申告書Bを弥生会計で作成して,申告用と控えをそれぞれ印刷。
あとは,所得の内訳書の作成だけ。
 本日のこれからの予定は,午後1時半から依頼者との打合せ。

 その前に,テーブルの上の整理(信窓会東京支部の総会関係の書類などが山積みの状態)と不用品の廃棄など

(追記)
午後1時半近くに依頼者ご夫妻がお見えに。
ラウンジでコーヒーを飲んでいただいてから,奥様がこのマンションに見えたのは初めてなので,まず屋上にご案内。
それから,自宅へ。
1時間程打合せ。

 ご夫妻をお見送りした後,確定申告書に添付する所得の内訳書の作成(申告書は,14日の朝,税務署から送られてきた封筒に入れて,郵送する予定,納税の方法は振替納付)。

 昨年までは,青色申告決算書だけ「弥生の青色申告」で印刷し,申告書Bは,税務署から送られてきた申告書の用紙に手書きで記載して作成していたが,今回は,申告書Bも含めて,すべて「弥生の青色申告」を使用して作成してから,提出用,控用とも,カラーで印刷。控用の印刷では,マイナンバーが印刷されないようになっていた。
 消費税(本則課税を選択)の申告書も印刷すればすぐ提出できる状態になっているので,今回は,所得税の申告書と一緒に送ってしまおうかと考えているところ。